武士道
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武士道
(講談社学術文庫, [2012])
講談社, 2010.9
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ブシドウ
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Note
原本: 1968年,塙書房より刊行
Description and Table of Contents
Description
“彼は「侍」である”という表現が今日でもしばしば使われる。では、侍とはいかなる精神構造・姿勢を指すのか—この問いから本書は書き起こされる。主従とは、死とは、名と恥とは…。『葉隠』『甲陽軍鑑』『武道初心集』『山鹿語類』など、武士道にかかわるテキストを広く渉猟し、読み解き、日本人の死生観を明らかにした、日本思想史研究の名作。
Table of Contents
- 1 ありのまま(室町武家貴族の生き方;戦国武将の生き方;興廃を道義にかける;女侍批判;事実に生きる;いいわけの否定)
- 2 名と恥(鎌倉武士と名;名と主従関係;自敬と名;自他・内外の一体観)
- 3 死の覚悟(死のいさぎよさ;覚悟の悲壮性;『葉隠』と仏教;士道論における死)
- 4 閑かな強み(勝負の構;礼儀と強み;詞の働き;武士の一諾;理想としての非情)
- 5 卓爾とした独立(手の外なる大将;大丈夫の気象;草莽崛起論;明治の「独立の精神」)
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