記憶の中のソ連 : 中央アジアの人々の生きた社会主義時代

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記憶の中のソ連 : 中央アジアの人々の生きた社会主義時代

ティムール・ダダバエフ著

筑波大学出版会 , 丸善株式会社出版事業部 (発売), 2010.9

Title Transcription

キオク ノ ナカ ノ ソレン : チュウオウ アジア ノ ヒトビト ノ イキタ シャカイ シュギ ジダイ

Note

ウズベキスタン年表: 巻頭p[xii]-xiv

参考文献: p[253]-262

Description and Table of Contents

Description

帝政ロシアの植民地であった中央アジアは、1917年のロシア革命による社会主義化と、1991年のソ連解体にともなう独立国家の誕生という、世界でも例をみない二つの大規模な変革を経験した。本書は、ソ連の誕生から崩壊に至る70年間の歴史を、ウズベキスタンの人びとに焦点をあて、人びとの記憶の観点から考察したものである。彼らが語る「記憶の中のソ連」とはどのような世界なのだろうか。直接インタビューにより、人びとの生の声を掘り起こした労作。

Table of Contents

  • 序章
  • 第1章 近現代史の概観
  • 第2章 スターリン時代におけるソビエト化と一般国民の生活
  • 第3章 第二次世界大戦
  • 第4章 スターリンの死と時代の終わり
  • 第5章 停滞の時代か、黄金時代か
  • 第6章 ソ連時代のコミュニティ観—マハッラの事例から
  • 第7章 宗教と社会
  • 第8章 ソビエト国民の諸相:民族と言語
  • 第9章 独立後に現れたノスタルジー

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