中原の虹

著者

• 浅田, 次郎 アサダ, ジロウ

書誌事項

中原の虹

浅田次郎 [著]

（講談社文庫, [あ-70-18], [あ-70-19], [あ-70-20], [あ-70-21]）

講談社, 2010.9-2010.10

• 第1巻
• 第2巻
• 第3巻
• 第4巻

タイトル読み

チュウゲン ノ ニジ

注記

2006年9月刊 (第1巻), 2006年11月刊 (第2巻), 2007年5月刊 (第3巻), 2007年11月刊 (第4巻)の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

愛新覚羅努爾哈赤略系図, 清朝関係略系図: 巻頭 (第1-4巻)

北京地図: 巻頭 (第2, 3巻)

紫禁城平面図: 巻頭 (第3, 4巻)

内容説明・目次

巻冊次

第1巻 ISBN 9784062767415

内容説明

「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖。天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。

巻冊次

第2巻 ISBN 9784062767422

内容説明

半世紀にわたり、落日の清王朝を一人で支えた西太后が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖や袁世凱は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は、自らの手で王朝を滅ぼすということだった。次の皇帝として指名したのは、わずか３歳の溥儀。その悲壮な決意を前に、春児は、そして光緒帝は—。

巻冊次

第3巻 ISBN 9784062767798

内容説明

大いなる母・西太后を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため、一度は追放された袁世凱が北京に呼び戻される。一方、満洲を支配する張作霖は有能なブレーン・王永江を得て、名実ともに「東北王」となる。幼き皇帝溥儀に襲い掛かる革命の嵐の中、ついに清朝は滅亡する。

巻冊次

第4巻 ISBN 9784062767804

内容説明

新生中華民国に颯爽と現れたカリスマ指導者・宋教仁。しかし暗殺者の手により時代は再び混乱し、戊戌の政変後日本に亡命中の梁文秀の帰国を望む声が高まる。極貧の中で生き別れた最後の宦官・春児と馬賊の雄・春雷はついに再会を果たす。そして龍玉を持つ真の覇者は長城を越える！魂を揺さぶる歴史冒険小説、堂々完結。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BB03397761
• ISBN:
  • 9784062767415
  • 9784062767422
  • 9784062767798
  • 9784062767804
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: 4冊
• 大きさ: 15cm
• 分類:
  • NDC8 : 913.6
  • NDC9 : 913.6
• 親書誌ID:
  • BN00338272