自立と支援の社会学 : 阪神大震災とボランティア
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書誌事項
自立と支援の社会学 : 阪神大震災とボランティア
東信堂, 2010.9
- タイトル別名
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The sociology of independence and support : the Great Hanshin Earthquake and volunteers
社会的相互作用過程におけるレイベリング
- タイトル読み
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ジリツ ト シエン ノ シャカイガク : ハンシン ダイシンサイ ト ボランティア
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注記
東京大学大学院人文社会系研究科提出の博士論文「社会的相互作用過程におけるレイベリング」の一部に加筆修正を加えたもの
引用文献: p204-210
内容説明・目次
内容説明
阪神大震災の下、ノーマライゼーションや共生の理念に反し、障害者は救済から阻害され「震災弱者」と化した。この状況下特筆すべき活動を行ってきた「被災地障害者センター」等の支援団体の活動を、障害者‐支援者‐周辺第三者の三者関係を焦点に調査・考察した本書は、社会学における相互行為論の具体的展開であるとともに、自助的自立の対極をなす「媒介を介しての自立」観を通じ、全ての自立と支援問題に対し大きな示唆となるに違いない。
目次
- 序章 自立と支援
- 第1章 自立支援のリアリティ
- 第2章 「出会い」の創出
- 第3章 自己レイベリングからの脱出
- 第4章 自己決定の相互性—アドボカシー再考
- 第5章 「支え合い」の技法—ミッションの再帰性
- 第6章 弱連結ネットワーク
- 第7章 「市民の共感」に向けて
- 第8章 行政との関係—対決ではなく内側から
「BOOKデータベース」 より