白檀の刑
著者
書誌事項
白檀の刑
(中公文庫, [モ-9-1],
中央公論新社, 2010.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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檀香刑
- タイトル読み
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ビャクダン ノ ケイ
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注記
2003年7月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内郷県衙門全図: 上・下 p [6]
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122053663
内容説明
清朝末期、膠州湾一帯を租借したドイツ人の暴虐の果てに妻子と隣人を奪われた孫丙は、怒り心頭し鉄道敷設現場を襲撃する。近代装備の軍隊による非道な行いの前には、人の尊厳はありえないのか。哀切な猫腔が響き渡り、壮大な歴史絵巻が花開く。現代中国文学の最高峰と誉れ高い莫言文学、待望の文庫化。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122053670
内容説明
捕らわれた孫丙に極刑を下すのは、西太后の覚えもめでたい清朝の首席処刑人・趙甲。生涯の誇りをかけて、一代の英雄にふさわしい未曾有の極刑を準備する。処刑場には白檀の香りが—。罪人の実父と処刑人の義父、愛人の県知事の狭間で孫丙の娘・眉娘が狂奔する。生は血の叫喚にむせぶ、怒涛の大団円。
「BOOKデータベース」 より