脱構成的叛乱 : 吉本隆明、中上健次、ジャ・ジャンクー

書誌事項

脱構成的叛乱 : 吉本隆明、中上健次、ジャ・ジャンクー

友常勉著

以文社, 2010.10

タイトル別名

脱構成的叛乱 : 吉本隆明中上健次ジャジャンクー

脱構成的叛乱

タイトル読み

ダツコウセイテキ ハンラン : ヨシモト タカアキ ナカガミ ケンジ ジャ ジャンクー

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内容説明・目次

内容説明

民衆的な想像力による表現(=脱構成的叛乱)を、私たちはいかにして感知しうるのか?吉本の“表出論”や中上の“文学的企て”、ジャ・ジャンクーの“映画=政治的実践”の試行をとおしてその相貌を精緻に追究した、民衆思想/芸術論の新たなる展開。

目次

  • 1 吉本隆明の表出=抵抗論(表出と抵抗—吉本隆明“表出”論についての省察;“意志”の思考—一九七八年、ミシェル・フーコーと吉本隆明の対話 ほか)
  • 2 中上健次と部落問題(中上健次と戦後部落問題;「路地」とポルノグラフィの生理学的政治)
  • 3 アジアの民衆表象(アジア全体に現れている疲労という感覚—賈樟柯『長江哀歌』の映像言語;震災経験の“拡張”に向けて ほか)
  • 4 農民論(ある想念の系譜—鹿島開発と柳町光男『さらば愛しき大地』;一九三〇年代農村再編とリアリズム論争—久保栄と伊藤貞助の作品を中心に)

「BOOKデータベース」 より

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