不安定からの発想
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不安定からの発想
(講談社学術文庫, [2019])
講談社, 2010.10
- タイトル読み
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フアンテイ カラノ ハッソウ
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注記
原本は、1977年ダイヤモンド社から刊行されたもの
内容説明・目次
内容説明
ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。それはわれわれの人生に重なる発想ではないか—。現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。
目次
- 1 飛行機安定への遠い路(まず飛行の志—安定の前に;飛行安定は精神の安定から—ケーリーの飛行機研究;飛行機安定の基本原理—それはヤジロベエにすぎない;不幸な天才—心の安定を失うとき ほか)
- 2 安定の思考(ヘリコプターは皿まわしである—不安定でも救いはある;コマは小宇宙である—自立安定の最低条件;過度の安定は悪である—強引な安定化は混乱のもと;安定なシステムは立ち上がりが悪い—おっちょこちょいの効用 ほか)
「BOOKデータベース」 より