吉原はこんな所でございました : 廓の女たちの昭和史
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書誌事項
吉原はこんな所でございました : 廓の女たちの昭和史
(ちくま文庫, [ふ-41-1])
筑摩書房, 2010.10
- タイトル読み
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ヨシワラ ワ コンナ トコロ デ ゴザイマシタ : クルワ ノ オンナタチ ノ ショウワシ
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注記
1986年3月主婦と生活社より刊行され、1993年7月社会思想社より現代教養文庫の1冊として刊行されたもの
内容説明・目次
内容説明
三歳で吉原「松葉屋」の養女になった少女の半生を通して語られる、「吉原」の移り変わりの記録。徳川時代、官許の遊郭として発祥した吉原は第二次大戦中、女たちが軍に徴発され、戦後は占領軍対策にあてられ、売春防止法によって、終焉を迎えた。家の貧困を身一つにひき受けて吉原に来た娘たち、廓で働く人びとの姿、廓の華やぎや情緒を、暖かい眼差しで写しとる。
目次
- 1章 吉原遊廓(私の生いたち;引手茶屋の跡取りとして ほか)
- 2章 私が松葉屋に来たころ(女性の純潔が尊ばれた時代;昭和恐慌と吉原 ほか)
- 3章 戦時下に生きた吉原の女たち(非常時のかけ声の中で;松葉屋の周辺 ほか)
- 4章 民主主義の時代と吉原(進駐軍と慰安所;赤線の誕生 ほか)
- 5章 新しい時代に向かって(赤線の中で松葉屋を続ける;「はとバス」コースにのる ほか)
「BOOKデータベース」 より