Bibliographic Information

日本の音を聴く

柴田南雄著

(岩波現代文庫, 文芸 ; 177)

岩波書店, 2010.10

Other Title

日本の音を聴く

Title Transcription

ニホン ノ オト オ キク

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Note

文庫オリジナル版

本書は青土社より初版(1983年4月)、増補新版(1987年11月)、新増補版(1994年6月)にそれぞれ刊行された。底本には新増補版を用いた。文庫化にさいして割愛と増補を行った。

Description and Table of Contents

Description

日本各地の遺跡から出土した石笛や琴、『枕草子』や『源氏物語』、芭蕉の句などに表現された日本の音に作曲家ならではの分析が展開される。さらに民俗芸能・社寺芸能の綿密な調査に基づいて作曲された氏独自の合唱作品『シアター・ピース』が産みだされる過程が克明に述べられる。本書は作曲に向けてのフィールドワークの記録であり、自己解説の書である。

Table of Contents

  • 日本の音を聴く(「こをろ」と「もゆら」;縄文の石笛;天の磐笛 ほか)
  • 芭蕉が聴いた音の世界
  • 昔の音、今の音(日本の楽器;オーケストラの音色とその歴史;縄文・弥生の楽器 ほか)
  • いま、何のために音楽するのか—民俗芸能・社寺芸能による作品の成立について
  • (『追分節考』;『萬歳流し』;『北越戯譜』 ほか)

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Details

  • NCID
    BB03562303
  • ISBN
    • 9784006021771
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    ix, 313p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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