森崎書店の日々
著者
書誌事項
森崎書店の日々
(小学館文庫, [や16-1,
小学館, 2010.9-2011.12
- [正]
- 続
- タイトル読み
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モリサキ ショテン ノ ヒビ
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注記
[正], 「第3回ちよだ文学賞」大賞受賞作品に書き下ろし続編「桃子さんの帰還」を加え文庫として刊行
続: 小学館文庫のための書き下ろし作品
内容説明・目次
- 巻冊次
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[正] ISBN 9784094085457
内容説明
貴子は交際して一年の英明から、突然、他の女性と結婚すると告げられ、失意のどん底に陥る。職場恋愛であったために、会社も辞めることに。恋人と仕事を一遍に失った貴子のところに、本の街・神保町で、古書店を経営する叔父のサトルから電話が入る。飄々とした叔父を苦手としていた貴子だったが、「店に住み込んで、仕事を手伝って欲しい」という申し出に、自然、足は神保町に向いていた。古書店街を舞台に、一人の女性の成長をユーモラスかつペーソス溢れる筆致で描く。「第三回ちよだ文学賞」大賞受賞作品。書き下ろし続編小説「桃子さんの帰還」も収録。
- 巻冊次
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続 ISBN 9784094086720
内容説明
本の街・神保町で近代文学を扱う古書店「森崎書店」。叔父のサトルが経営するこの店は二年前失意に沈んでいた貴子の心を癒してくれた場所だ。いまでは一時期出奔していた妻の桃子も店を手伝うようになり、貴子も休みの日のたび顔を見せていた。店で知り合った和田との交際も順調に進んでいたが、ある日、貴子は彼が喫茶店で昔の恋人と会っているのを目撃してしまう。一方、病後の桃子を労う様子のない叔父を目にし、貴子は夫婦での温泉旅行を手配するが、戻って来てから叔父の様子はどこかおかしくて…。書店を舞台に、やさしく温かな日々を綴った希望の物語。映画化された「ちよだ文学賞」大賞受賞作品の続編小説。
「BOOKデータベース」 より