繁栄 : 明日を切り拓くための人類10万年史
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書誌事項
繁栄 : 明日を切り拓くための人類10万年史
早川書房, 2010.10
- 上
- 下
- タイトル別名
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The rational optimist : how prosperity evolves
繁栄 : 明日を切り拓くための人類10万年史
- タイトル読み
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ハンエイ : アス オ キリヒラク タメ ノ ジンルイ 10マンネンシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784152091642
内容説明
歴史を駆動するものは何か?それは「アイデアの交配」だ。膨大なデータで人類史の謎を解き明かす、知的興奮の書。石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー、待望の日本語版。フィナンシャル・タイムズ&ゴールドマン・サックス選ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー2010候補作。
目次
- プロローグ アイデアが生殖するとき
- 第1章 より良い今日—前例なき現在
- 第2章 集団的頭脳—二〇万年前以降の交換と専門化
- 第3章 徳の形成—五万年前以降の物々交換と信頼と規則
- 第4章 九〇億人を養う—一万年前からの農耕
- 第5章 都市の勝利—五〇〇〇年前からの交易
- 巻冊次
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下 ISBN 9784152091659
内容説明
交易なくして農耕は成り立たなかった!「自給自足」はいかなる豊かさも生み出さない!都市化と化石燃料と化学肥料がもらたらされたからこそ、労働・生活環境は向上し、食糧危機を免れ、しかも自然をここまで保つことができた!そして技術革新を促すのは、資本でも知的財産権でも政府でもなく、「共有」である—。人類史上の各種の定説や常識を、著者は膨大な資料とデータにもとづいて次々と覆していく。人類の歴史はつまるところ革新の歴史だ。そしてイノベーションは累積的に拡大する。では、これらを踏まえた先にわれわれを待ち受ける未来とは?名著『やわらかな遺伝子』の著者が、圧倒的な説得力で謳いあげる「合理的楽観主義」宣言の書。
目次
- 第5章 都市の勝利—五〇〇〇年前からの交易(承前)
- 第6章 マルサスの罠を逃れる—一二〇〇年以降の人口
- 第7章 奴隷の解放—一七〇〇年以降のエネルギー
- 第8章 発明の発明—一八〇〇年以降の収穫逓増
- 第9章 転換期—一九〇〇年以降の悲観主義
- 第10章 現代の二大悲観主義—二〇一〇年以降のアフリカと気候
- 第11章 カタラクシー—二一〇〇年に関する合理的な楽観主義
「BOOKデータベース」 より