記憶の地層を掘る : アジアの植民地支配と戦争の語り方
著者
書誌事項
記憶の地層を掘る : アジアの植民地支配と戦争の語り方
御茶の水書房, 2010.10
- タイトル読み
-
キオク ノ チソウ オ ホル : アジア ノ ショクミンチ シハイ ト センソウ ノ カタリカタ
大学図書館所蔵 件 / 全98件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の執筆者: 朱建栄, 平山陽洋, バン・ヒョンソク, バオ・ニン, レムコ・ラーベン, 大久保由理, 中野聡
文献案内: p253-258
内容説明・目次
内容説明
痛みに満ちた集合的記憶を、いま精緻にときほぐす。アジア太平洋戦争期の占領と、再植民地化、抵抗と独立戦争、内戦と解放—積み重ねられた各層の記憶からの問いを、ポストコロニアルなリアリティとして考察する。
目次
- はじめに 記憶の地層を掘るということ
- 1「敗者」と「勝者」の戦争の記憶—アメリカとベトナム(「アメリカの戦争」の記憶—ヴェトナム戦争をめぐって;歴史の力か、歴史の重荷か—ベトナムにおける「戦争の記憶」の構図 ほか)
- 2 記憶の地層に分け入る—ベトナム戦争文学の深層(戦争を再記憶化する作法—ある戦中作家の戦後の軌跡;ベトナム戦争とヴァン・レーを読む韓国の視線 ほか)
- 3 「南洋」における戦争と占領の記憶(記憶の快楽と感情記憶の貸借表—『日本占領下のインドネシア』展をめぐる混乱と教訓;オランダの植民地の過去とポスト・コロニアルの倫理 ほか)
「BOOKデータベース」 より