「書」 と漢字
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書誌事項
「書」 と漢字
(講談社学術文庫, [2023])
講談社, 2010.11
- タイトル別名
-
書と漢字
- タイトル読み
-
ショ ト カンジ
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注記
原本は、1996年5月に講談社から刊行されたもの
内容説明・目次
内容説明
「三経義疏」は聖徳太子の自筆か。正倉院に蔵された書のなりたちとは。空海の最高傑作「風信帖」の理念。天才児・小野道風の感性—漢字が日本に伝わり機能しはじめる飛鳥時代から、本格的に和様が完成される平安中期まで、書法にこめられた造形性とはどのようなものだったか。書道史上に残る逸品を解析しつつ、書と漢字の受容と展開をあとづける。
目次
- 第1章 聖徳太子は三経義疏を書きえたか—法華義疏
- 第2章 日本最古の碑の謎—宇治橋断碑
- 第3章 欧陽詢書法の展開—金剛場陀羅尼経
- 第4章 東大寺献物帳は語る—正倉院文書
- 第5章 空海の書法の意味—風信帖と金剛般若経開題
- 第6章 千変万化の筆脈—伊都内親王願文
- 第7章 天才児道風と和様—智証大師諡号勅書と玉泉帖
「BOOKデータベース」 より