脳はなぜ「心」を作ったのか : 「私」の謎を解く受動意識仮説
著者
書誌事項
脳はなぜ「心」を作ったのか : 「私」の謎を解く受動意識仮説
(ちくま文庫, [ま-41-1])
筑摩書房, 2010.11
- タイトル別名
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脳はなぜ心を作ったのか : 私の謎を解く受動意識仮説
脳はなぜ心を作ったのか : 私の謎を解く受動意識仮説
- タイトル読み
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ノウ ワ ナゼ 「ココロ」 オ ツクッタ ノカ : 「ワタクシ」 ノ ナゾ オ トク ジュドウ イシキ カセツ
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注記
2004年11月筑摩書房 刊
参考文献: p236-238
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
意識とは何か。意識はなぜあるのか。死んだら「心」はどうなるのか。動物は心を持つのか。ロボットの心を作ることはできるのか—子どもの頃からの疑問を持ち続けた著者は、科学者になってその謎を解明した。「人の『意識』とは、心の中でコントロールするものではなく、『無意識』がやったことを後で把握するための装置にすぎない。」この「受動意識仮説」が正しいとすれば、将来ロボットも心を持てるのではないか?という夢の広がる本。
目次
- 第1章 「心」—もうわかっていることと、まだわからないこと(心の五つの働き;意識の三つの謎 ほか)
- 第2章 「私」は受動的—新しいパラダイム(からだのどこまでが自分なのか?;脳=「私」、ではない!? ほか)
- 第3章 人の心のたねあかし—意識の三つの謎を解く(「私」は心を結びつけてはいない;「私」は何のために存在するのか? ほか)
- 第4章 心の過去と未来—昆虫からロボットまで(動物は心を持つか?;昆虫の気持ちになってみると!? ほか)
- 第5章 補遺—「小びと」たちのしくみ(コンピュータと脳は同じか?;ニューラルネットワークは万能コンピュータ? ほか)
「BOOKデータベース」 より