殺すこと/殺されることへの感度 : 二〇〇九年からみる日本社会のゆくえ

書誌事項

殺すこと/殺されることへの感度 : 二〇〇九年からみる日本社会のゆくえ

石原俊著

東信堂, 2010.10

タイトル別名

殺すこと殺されることへの感度 : 2009年からみる日本社会のゆくえ

タイトル読み

コロス コト コロサレル コト エノ カンド : 2009ネン カラ ミル ニホン シャカイ ノ ユクエ

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内容説明・目次

内容説明

新自由主義、労働と貧困、臓器移植、「新しい戦争」、外国人問題、オキナワ、政権交代、そして「東アジア共同体」…気鋭の社会学者が、日本社会の過去・現在・未来に深く切り込み、いま本当に必要とされる議論を提示する。

目次

  • “二〇〇九年”から考え始める—新自由主義批判から歴史/社会認識の再構築へ
  • 再帰的実践の回路の再構築—“社会を観察し記録し発信すること”の意味
  • “暴力の移譲”に抗して—生存と自律のための思考を再文脈化するために
  • 主権のはてしない分散化・遍在化—ガザ‐アフガン‐ソマリア沖の“戦争”
  • ベーシック・インカムの試練—定額給付金の支給をめぐる諸問題から
  • “運動体・賀川豊彦”を思考すること—福祉とアソシエーションの系譜学のために
  • いつまで矛盾を押しつけるのか—沖縄そして硫黄諸島の歴史性/現在性
  • 転位する外国人管理と日本社会—“戦後責任”の忘却に抗して
  • 生の廃棄を加速する法—“新・臓器移植法体制”に抗するために
  • 居住の権利からの再審—選挙で問われなかった所有をめぐる諸問題
  • 天皇制国民国家とその余白—共和制への想像力とともに
  • 「基地の全面移設か、日本との決別か」—日本の政権交代と“沖縄”
  • 殺すこと/殺されることへの感度—人種主義社会と恒久的派兵国家の途に進まないために
  • “ポスト冷戦的状況”の本格的な始まり—変動期の日本社会に求められること三題
  • “二〇〇九年”の先を見すえる—転換期の日本社会と「東アジア共同体」

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB03950732
  • ISBN
    • 9784798900261
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 100p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
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