戦後日本漢字史
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書誌事項
戦後日本漢字史
(新潮選書)
新潮社, 2010.11
- タイトル読み
-
センゴ ニホン カンジシ
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注記
戦後日本漢字史・年表: p263-270
内容説明・目次
内容説明
昭和20年、日本にやってきた占領軍は、何千という文字を使いこなさなければならない漢字を「民主主義」の障害と考え、国語のローマ字表記を提案した。その後、漢字の使用を制限した「当用漢字表」、使用の目安へと転換した「常用漢字表」を経て、29年ぶりに刷新される「改定常用漢字表」まで、「書く」文字から「打つ」文字となった変遷を辿る日本語論。
目次
- 第1章 終戦と漢字(国語ローマ字化への模索;当用漢字表の制定;それからの当用漢字表—「別表」と「音訓表」)
- 第2章 常用漢字表への道のり(人名用漢字の制定;それからの「当用漢字表」;表音派と表意派の対立;常用漢字表の制定)
- 第3章 「書く」時代から「打つ」時代へ(機械で書けない文字;「〓(おう)」と「鴎」—表外字の字体;表外漢字字体表)
- 第4章 「常用漢字表」の改定(「己」と「巳」は同じか;「改定常用漢字表」における目安)
「BOOKデータベース」 より