宮澤賢治「旅程幻想」を読む
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書誌事項
宮澤賢治「旅程幻想」を読む
朝文社, 2010.11
- タイトル別名
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宮澤賢治旅程幻想を読む
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ リョテイ ゲンソウ オ ヨム
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内容説明・目次
内容説明
賢治作品から人間の心性を深く表現する賢治の言葉の特異性と多様性を著者の深い洞察力から読み解き、賢治の“幻想性”を浮上させ、賢治世界に誘う、研究生活三十五年余の労作。
目次
- 第1部 宮澤賢治作品の幻想性(宮澤賢治作品の幻想性・序説;「家長制度」の幻想的発想とその契機)
- 第2部 草木と鳥の“旅程幻想”(鴇いろのはるの樹液—「原体剣舞連」;木炭すごの萱の根はもいちど紅く燃え—「早春独白」;気の毒な郭公—「鳥の遷移」;萱草の花のやうにわらひながら—「曠原淑女」;格子のなかで何か知らない巨きな鳥が—「旅程幻想」;萎れるやうに崩れるやうに—「〔わたくしどもは〕」;黄なるまなこと雪の鳥—文語詩稿「保線工手」;凝灰岩もて畳み杉植ゑて—文語詩稿「林館開業」;つつどり声をあめふらす水なしの谷に—文語詩稿「〔こらはみな手を引き交へて〕」)
「BOOKデータベース」 より