マンガの教養 : 読んでおきたい常識・必修の名作100

書誌事項

マンガの教養 : 読んでおきたい常識・必修の名作100

中条省平著

(幻冬舎新書, 194, [ち-1-1])

幻冬舎, 2010.11

タイトル別名

マンガの教養 : 読んでおきたい常識・必修の名作100

マンガの教養 : 読んでおきたい常識必修の名作100

タイトル読み

マンガ ノ キョウヨウ : ヨンデ オキタイ ジョウシキ ヒッシュウ ノ メイサク 100

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注記

巻号[ち-1-1]はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

マンガなど読んでいてはバカになる—そう嘆く世の風潮を激しく批判し、マンガと劇画を擁護した三島由紀夫は、かつてこう説いた。「若者は、劇画や漫画に飽きたのちも、これらを忘れず、突拍子もない教養を開拓してほしい。貸本屋的な鋭い荒々しい教養を」と。そして今、大学中心の教養主義が崩壊し、かつて「反」の象徴だったマンガが教養として語られる時代となった。ギャグから青春、恋愛、歴史、怪奇、SFまで豊饒たるマンガの沃野へ踏み出す第一歩のための、最適な傑作100冊とその読み方ガイド。

目次

  • こうの史代『この世界の片隅に』—精緻な日常の描写と原爆の死のモザイク
  • 日本橋ヨヲコ『少女ファイト』—濃い!クサさに泣ける群像スポ根
  • 吾妻ひでお『失踪日記』—自分のダメさをとことん凝視する悲惨なユーモア
  • 浅野いにお『ソラニン』—若者の青さと欲望を精妙な言語感覚ですくいあげた傑作
  • 山田芳裕『へうげもの』—「遊びこそが人生」戦国の茶人・古田織部の精神
  • 真鍋昌平『闇金ウシジマくん』—人はどこまで愚かになれるか?救いなき平成の裏面
  • 花輪和一『刑務所の前』—切っても切れない肉親への憎悪とその超克
  • 古谷実『ヒミズ』—確実に悪くなるゼロ年代の日本を予言
  • 小池桂一『ウルトラヘヴン』—ドラッグカルチャーの意義を問う魔術的リアリズム
  • いがらしみきお『Sink』—「人類に罰を与えるのは誰か?」現代の黙示録〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB04079171
  • ISBN
    • 9784344981959
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    225p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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