破壊と構築 : ハイデガー哲学の二つの位相

書誌事項

破壊と構築 : ハイデガー哲学の二つの位相

門脇俊介著

東京大学出版会, 2010.11

タイトル別名

Destruktion und Konstruktion : zwei Aspekte der Philosophie Heideggers

タイトル読み

ハカイ ト コウチク : ハイデガー テツガク ノ フタツ ノ イソウ

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

凡例と文献: 巻末p10-17

内容説明・目次

内容説明

英語圏の分析哲学、認知科学、テクノロジー論などに対して、ハイデガーの哲学はどのような現代的意義をもつのか。伝統的な形而上学の言語圏からの「破壊」的な離脱と、新しいボキャブラリーの創出による「構築」的な思考—この二つの位相に焦点をあてることで、ハイデガーの存在論を明瞭に描き出す。人間科学と哲学的常識に対するハイデガーの革新性をとらえた一作。

目次

  • 第1部 破壊としての存在論と哲学の新しいボキャブラリー(哲学の新しいボキャブラリーの創出;存在の物語、志向性の物語—『存在と時間』の二つの顔)
  • 第2部 認知科学とテクノロジーとの対話(ハイデガーと認知科学;ハイデガーと表象主義 ほか)
  • 第3部 行為論の革新(知と行為—フッサールとハイデガー;徳(viirtue)のありか—ハイデガーとマクダウエル ほか)
  • 第4部 現代の分析哲学との交錯(ハイデガーと分析哲学;アメリカのハイデガー)

「BOOKデータベース」 より

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