近代日本と東南アジア : 南進の「衝撃」と「遺産」
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近代日本と東南アジア : 南進の「衝撃」と「遺産」
(岩波人文書セレクション)
岩波書店, 2010.12
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近代日本と東南アジア : 南進の衝撃と遺産
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キンダイ ニホン ト トウナン アジア : ナンシン ノ ショウゲキ ト イサン
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Note
1995年1月刊の再刊
岩波人文書セレクションに寄せて: p347-353
Description and Table of Contents
Description
「南方」の内国植民地=沖縄と、「南進」の拠点=台湾の役割に着目し、近代以降の東南アジア像の変遷を跡づけながら、「南洋」(東南アジア・ミクロネシア)全域を射程に入れ、一九世紀末から戦後にいたる、「南進」の実相に迫る。日本が提唱した、日本の指導による「アジア解放」の理念を、独立への悲願に燃える東南指導者は、どう受けとめ、いかなる反応を示したか。アジア太平洋賞特別賞・NIRA政策研究東畑記念賞受賞作。
Table of Contents
- 序章 近代日本の東南アジア像の変容
- 第1章 沖縄・南進・漁業
- 第2章 台湾と南洋—「南進」問題との関連で
- 第3章 「濠亜地中海」の国際関係—ポルトガル領ティモールをめぐって
- 第4章 「大東亜戦争」と東南アジア
- 第5章 インドネシアにおける「従軍慰安婦」問題の政治社会学
- 第6章 「対日協力」と抗日運動の諸相
- 第7章 日本軍政の「衝撃」と「遺産」
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