異国征伐戦記の世界 : 韓半島・琉球列島・蝦夷地

書誌事項

異国征伐戦記の世界 : 韓半島・琉球列島・蝦夷地

金時徳著

笠間書院, 2010.12

タイトル別名

On just war theory in premodern East Asia

異国征伐戦記の世界 : 韓半島琉球列島蝦夷地

タイトル読み

イコク セイバツ センキ ノ セカイ : カンハントウ・リュウキュウ レットウ・エゾチ

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注記

本書に登場する文献一覧: p[405]-420

本書関連年表: 巻末p[13]-29

英文抄録あり

内容説明・目次

内容説明

「前近代の日本」は異国に対する武力行使をどのように正当化してきたか。異国侵略が「征伐」という概念のもとに、正当化されていく論理を追うべく、壬辰戦争(一五九二〜八)を扱った文献群、朝鮮軍記物を中心に、三韓軍記物、琉球軍記物、蝦夷軍記物の歴史と展開をつぶさに検証する。近世文学に潜む様々な課題を炙り出す、衝撃の一冊。

目次

  • 序論 征伐—東アジアにおける「正しい戦争」論の創出
  • 第1部 壬辰戦争は江戸二〇〇年、どのように形象化され続けたか(朝鮮軍記物の研究(初期文献群と『太閤記』;中国の文献がもたらした一回目の変化 ほか))
  • 第2部 異国征伐戦記の全体像(琉球征伐の言説と朝鮮軍記物(朝鮮軍記物に見られる琉球;『椿説弓張月』と異国征伐戦争 ほか);神功皇后・百済救援戦争の言説と朝鮮軍記物;義経入夷説と朝鮮軍記物)
  • 結論 異国征伐戦記における征伐の論理

「BOOKデータベース」 より

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