価格戦争は暴走する
著者
書誌事項
価格戦争は暴走する
筑摩書房, 2010.12
- タイトル別名
-
Cheap : the high cost of discount culture
- タイトル読み
-
カカク センソウ ワ ボウソウ スル
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内容説明・目次
内容説明
100円ショップ、格安ブランド、量販店にファストフード—価格破壊は、時に企業努力の賜物として美談にすらなる。だが、それは本当にお買い得なのか。なぜそれほどの値下げが可能なのか。われわれはなぜ「激安」に踊らされてしまうのか。本書は、安売りチェーン発祥の地アメリカで、価格戦争がいかなる進化を遂げてきたかをたどる。その魔の手はいまや日本のみならず世界に広がり、経済・社会・文化を蝕みつつある。際限のない値下げ戦争がもたらすのは、格差の増大、賃金デフレ、経済破綻…いずれもすでに起こっている現実だ。緻密な取材から「価格の真実」とその驚くべき罠を暴き出す。全米を震撼させた話題のノンフィクション。
目次
- 第1章 安売り大国の誕生
- 第2章 激安商法の創始者たち
- 第3章 こうして価格に騙される
- 第4章 アウトレットの策略
- 第5章 値下げという集団狂気
- 第6章 職人の死
- 第7章 ますます貧しくなる生活
- 第8章 安い食べ物の落とし穴
- 第9章 双頭の竜—アメリカと中国の結託
- 第10章 正しい価格を求めて
「BOOKデータベース」 より