帝国日本の閾 : 生と死のはざまに見る

書誌事項

帝国日本の閾 : 生と死のはざまに見る

金杭著

岩波書店, 2010.12

タイトル別名

Teikoku Nihon no iki

タイトル読み

テイコク ニホン ノ イキ : セイ ト シ ノ ハザマ ニ ミル

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注記

2008年東京大学に提出された博士論文をもとにしたもの

参考文献: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

丸山政治学のアポリア、朝鮮人虐殺と憲法論争、小林秀雄と靖国…。“豚‐人間”から帝国の生成解体を問う、哲学と思想史への画期的挑戦。

目次

  • 第1部 恐怖なき決断—丸山眞男の個人と国家(民主主義という「虚妄」;危機と政治—荻生徂徠論;決断としてのナショナリズム—福沢諭吉論 ほか)
  • 第2部 日本人であること—国民国家の本源的蓄積(オールド・リベラルの天皇制;自我、家族、国体—日露戦後の国家論;ある憲法学者の不安—国体論争とその時代 ほか)
  • 第3部 日本人になること—生を得るために死に赴く(小林秀雄という意匠;批評、歴史、死—小林秀雄における国家と個人;死への決断—朝鮮人・帝国臣民・日本人)
  • おわりに 国家を思考するということ

「BOOKデータベース」 より

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