書誌事項

山県有朋と明治国家

井上寿一著

(NHKブックス, 1170)

日本放送出版協会, 2010.12

タイトル読み

ヤマガタ アリトモ ト メイジ コッカ

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注記

参考文献リスト: p245-249

内容説明・目次

内容説明

高杉晋作のもと奇兵隊の軍監として幕府軍と、そして英米仏蘭の四国連合艦隊と戦い、明治新政府で首相として二度組閣した男、山県有朋。閥族・官僚の総本山、軍国主義の権化、侵略主義の張本人と批判されてきたその実像を、俊英が描き直す。一九世紀型の欧州秩序が崩壊する中、形成期の大衆社会の危うさを憂慮し、あえて「強兵」路線を担った山県から、近代日本とは何か、権力とは何かを考える。

目次

  • はじめに 忘れられた論争を手がかりとして
  • 1章 山県有朋と明治国家の形成
  • 2章 山県有朋の外交戦略
  • 3章 山県有朋と明治国家の確立
  • 4章 変革の予兆
  • 5章 ポスト明治国家像の模索
  • おわりに 近代日本における山県有朋

「BOOKデータベース」 より

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