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中国を拒否できない日本

関岡英之著

(ちくま新書, 882)

筑摩書房, 2011.1

タイトル読み

チュウゴク オ キョヒ デキナイ ニホン

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内容説明・目次

内容説明

在日中国人は、いまや韓国・朝鮮系を上回って最大の外国人勢力となり、北京五輪の際には聖火リレーが行われた長野に、数千人が巨大な五星紅旗を掲げて結集した。GDP世界第二位の座を日本から奪った中国は、日本の優良企業や不動産を買い漁る。尖閣諸島漁船衝突事件では、領土的野心を剥き出しにした。このままでは日本は中国の華夷秩序に呑み込まれてしまうだろう。近代以降、経験したことがない新たな脅威から、日米同盟だけで果たして日本を守れるのか、日本はどう対峙すべきか。感情論ではなく、事実を踏まえて日中の戦略を検証する。

目次

  • 第1章 「治外法権」化する中国(日中国力逆転の世界史的意味;中国人にとって「近代」とは? ほか)
  • 第2章 内なる脅威と化した中国のヒト・モノ・カネ(知られざる入管統計の衝撃;なぜこれほど増えてしまったのか? ほか)
  • 第3章 中国の戦略、その内在的論理を読み解く(ウイグルの教訓;中国の周辺国で続発中の異変 ほか)
  • 第4章 汎アジア原子力地政学の試み(レスター・ブラウンの予言;中国に横取りされたイランの油田 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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