植民地期朝鮮の歴史教育 : 「朝鮮事歴」の教授をめぐって

書誌事項

植民地期朝鮮の歴史教育 : 「朝鮮事歴」の教授をめぐって

國分麻里著

新幹社, 2010.12

タイトル別名

植民地期朝鮮の歴史教育 : 朝鮮事歴の教授をめぐって

タイトル読み

ショクミンチキ チョウセン ノ レキシ キョウイク : チョウセン ジレキ ノ キョウジュ オ メグッテ

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注記

2007年に筑波大学に提出した学位請求論文「植民地朝鮮の普通学校における『朝鮮事歴』の研究 : 郷土史教授の視点から」を一部加筆・修正したもの

参考文献: p232-244

内容説明・目次

内容説明

植民地期朝鮮では、日本の一地方史として朝鮮史が教えられ、その教材が「朝鮮事歴」と呼ばれた。

目次

  • 第1章 朝鮮事歴の形成(三・一独立運動の影響と朝鮮事歴の教授開始;朝鮮事歴教授の目的;朝鮮事歴の分析)
  • 第2章 郷土史教授の特性による朝鮮事歴の再構成(一九二二・二三年版教科書に見る「教育の郷土化」の受容;朝鮮事歴の分析;朝鮮事歴に対する教師の反応とその背景)
  • 第3章 朝鮮事歴の郷土史からの逸脱(郷土教育運動の流入と郷土教育の進展;郷土史教授に対する教師の認識と授業実践の実際;朝鮮事歴の郷土史からの逸脱;朝鮮事歴の分析)
  • 第4章 朝鮮事歴の削除(朝鮮歴史教授事件と在朝日本人による朝鮮事歴批判;臨時歴史教科用図書調査委員会の設置と郷土化の強化;朝鮮事歴の削除)
  • 第5章 郷土史教授の特性からみた朝鮮事歴の歴史的意味(総督府の教授意図と教科書叙述および教授内容の乖離;朝鮮事歴・郷土史・日本歴史の関係)

「BOOKデータベース」 より

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