ぼくらはガリレオ
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ぼくらはガリレオ
(岩波現代文庫, 社会 ; 209)
岩波書店, 2011.1
- タイトル読み
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ボクラ ワ ガリレオ
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注記
岩波書店1972.5刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
なぜ物は落ちるのか。4人の中学生と先生が「アリストテレスはまちがっている」と言ったガリレオの思考をなぞりながら、物が落ちるほんとうの理由を導きだす。本書は、こんな場合はどうだろう、こう考えたらどうなるか、など仮説を立てながら自分たちで実験し確かめていくという「仮説実験授業」の基本書。待望の文庫版である。
目次
- 第1話 すりかえられた黄金はどれだけか—アルキメデスとガリレオ(探偵アルキメデスと歴史家ガリレオ;浮力の原理—問題と討論;ガリレオの「小さなはかり」)
- 第2話 真空とものの落ちる速さについての論争—アリストテレスとガリレオ(この世に「真空」はあるか;原子論をめぐって—科学と思想;大きい石と小さい石の落ちる速さ;ピンポン玉と消しゴムの落ちる速さくらべ)
- 第3話 空気中で落ちるものの速さ—ガリレオの最初の理論と実験(ガリレオの理論と実験のくいちがい;ものの落ちる速さはどうしてはじめのうち遅いのか;雨粒の落ちる速さ)
- 第4話 振り子の運動のなぞは落下運動のなぞ—実験もしないで法則が見つかる?(落下実験の新規まきなおし;振り子の運動の研究;振り子の法則から落下運動の法則へ)
- 第5話 最後の仕上げ—斜面の実験とほんとうの法則(ガリレオのやった斜面の実験の再現;正しい落下法則の数学;ガリレオの最後)
「BOOKデータベース」 より