北一輝の「革命」と「アジア」

Bibliographic Information

北一輝の「革命」と「アジア」

萩原稔著

(Minerva人文・社会科学叢書, 164)

ミネルヴァ書房, 2011.1

Other Title

北一輝の革命とアジア

北一輝の政治思想 : 『革命者』の軌跡

北一輝の政治思想 : 革命者の軌跡

Title Transcription

キタ イッキ ノ カクメイ ト アジア

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Note

学位請求論文 (博士論文) 「北一輝の政治思想 : 『革命者』の軌跡」 (同志社大学, 2004年提出) に加筆修正を行ったもの

参考文献: p273-284

巻末に索引あり

Description and Table of Contents

Description

近代日本の「右翼」思想家の代表的な存在とされる北一輝。しかし、彼の思想は、「右翼」というイメージに限定されない複雑さを有している。「革命者」を自称した北が思い描いた「革命」とは、はたしていかなるものであったのか。本書では、従来の研究とは異なる視点から「アジア」を中心とする北の対外認識に焦点を当て、それを手がかりにして彼の「革命」論の全体像を浮き彫りにする。

Table of Contents

  • 序章 「革命者」北一輝—本書の課題と視角
  • 第1章 「アジア」への関心の源流—初期論説と『国体論及び純正社会主義』を中心に
  • 第2章 中国革命への転進—「変説」をもたらしたもの
  • 第3章 北一輝と「満州」—『支那革命外史』における議論を中心に
  • 第4章 「国家改造」をめぐって—『国家改造案原理大綱』と自筆修正版『国体論及び純正社会主義』
  • 第5章 昭和の北一輝—対外問題への関与と「国家改造」
  • 終章 「革命」の理想と現実

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