中世日本の周縁と東アジア

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中世日本の周縁と東アジア

柳原敏昭著

吉川弘文館, 2011.2

タイトル読み

チュウセイ ニホン ノ シュウエン ト ヒガシアジア

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注記

索引: 巻末p1-16

内容説明・目次

内容説明

鹿児島県万之瀬川下流域は、中世日本の南の周縁に生まれた一大交易拠点だった。地域の様相に復原し、領主や国家との関係を再検討。東アジア規模で広がる人・物の流れを明らかにする。地域史研究の新たな可能性の提起。

目次

  • 第1部 南の周縁=万之瀬川下流地域のすがた(中世前期南薩摩の港・川・道;中世万之瀬川下流地域の様相について—近世絵図を手がかりとして)
  • 第2部 南九州の港と唐坊(中世前期南九州の港と宋人居留地に関する一試論;唐坊再論;中世前期坊津像の形成と普及)
  • 第3部 万之瀬川下流地域の領主たち(薩摩国阿多郡地頭鮫島氏系譜考;二階堂氏の所領と海上交通)
  • 第4部 国家周縁地域の比較史(中世日本の北と南;東北と琉球弧—島尾敏雄「ヤポネシア論」の視界;モンゴル襲来と近代の地域社会—十五年戦争期の鹿児島県を事例として)

「BOOKデータベース」 より

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