死刑執行人の日本史 : 歴史社会学からの接近
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死刑執行人の日本史 : 歴史社会学からの接近
(青弓社ライブラリー, 66)
青弓社, 2011.1
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シケイ シッコウニン ノ ニホンシ : レキシ シャカイガク カラノ セッキン
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326.41||Sa47110035106
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Note
博士予備論文「日本における『死刑執行人』の歴史社会学」(立命館大学)を大幅に加筆修正したもの
参考文献: p206-208
Description and Table of Contents
Description
裁判員制度を背景にして、死刑判決を下すことの意味に注目が集まり、死刑制度の存廃をめぐる議論も再び活発になってきている。しかし、これまでは、「誰を殺すのか/誰が殺されるのか」に議論が集中していて、死刑それ自体を誰が執行してきたのかは不問に付されてきた。本書では、存廃論からは一定の距離を置いたうえで、日本で死刑執行を担ってきたのは誰なのか、死刑執行人を選ぶ社会的条件とは何かを、江戸期の山田浅右衛門や明治期の監獄の押丁・看守の事例を取り上げて明らかにする。
Table of Contents
- はじめに 「人を殺すことを拒否する」と主張することは許されないか
- 序章 死刑判決問題と死刑執行問題
- 第1章 牢役人は死刑を担っていたのか
- 第2章 なぜ看守が死刑執行を担うようになったのか
- 第3章 戦後から現在に至るまでの死刑執行人をめぐる諸問題
- 第4章 問われなくなった問題とは何か
- おわりに “殺させられる”という問題
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