地下鉄は誰のものか
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書誌事項
地下鉄は誰のものか
(ちくま新書, 891)
筑摩書房, 2011.2
- タイトル読み
-
チカテツ ワ ダレ ノ モノ カ
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注記
巻末付録 都営地下鉄の財務状況: 巻末pi-ii
内容説明・目次
内容説明
東京の地下鉄利用者に長年にわたり不便を強いてきた二重の運賃体系や駅の壁—これらの問題を解消するには東京メトロと都営地下鉄を経営統合するしかない。だが東京メトロは都営を置き去りにしたままでの完全民営化を狙い、国は利用者本位の交通政策よりもメトロ株式上場による売却益ばかりを考えている。真の受益者たるべき利用者のため、東京都副知事が地下鉄改革に向けて立ち上がった。地下鉄一元化に抵抗する東京メトロ・国土交通省との戦いを描く渾身のドキュメント。
目次
- 第1章 九段下駅ホームの壁
- 第2章 株主総会へ乗り込む
- 第3章 バリアフリーより不動産ビジネス
- 第4章 新橋駅「幻のホーム」
- 第5章 私鉄経営と地下鉄経営の違い
- 第6章 欲望による一元化の挫折
- 第7章 利用者のための公共性
- 終章 勝鬨橋の向こうへ
「BOOKデータベース」 より