「共生」の内実 : 批判的社会言語学からの問いかけ

書誌事項

「共生」の内実 : 批判的社会言語学からの問いかけ

植田晃次, 山下仁編著

三元社, 2011.1

  • : 新装版

タイトル別名

共生の内実 : 批判的社会言語学からの問いかけ

タイトル読み

キョウセイ ノ ナイジツ : ヒハンテキ シャカイ ゲンゴガク カラノ トイカケ

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注記

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

「共生」の名のもとに、なにが行われているのか。多文化「共生」が唱えられてすでに久しい。しかし「共生」の名のもとに、なにが行われているのか。マジョリティのいう「共生」はマイノリティにどう受けとめられているのか?ことばの問題を通して、「共生」の内実を問い、図式化され、消費される「共生」を救い出す試み。

目次

  • 第1章 「共生」への視点としての言語権—多言語的公共圏に向けて
  • 第2章 「ことばの魔術」の落とし穴—消費される「共生」
  • 第3章 在日ブラジル人を取り巻く「多文化共生」の諸問題
  • 第4章 ホスト住民が持つ外国籍住民との相利共生意識
  • 第5章 「共生言語としての日本語」という構想—地域の日本語支援をささえる戦略的使用のために
  • 第6章 地域日本語支援活動の現場と社会をつなぐもの—日本語ボランティアの声から
  • 第7章 共生の政治と言語
  • 第8章 談話に見られる人種差別の否認
  • おわりに 机上の理論を超えるために

「BOOKデータベース」 より

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