歌垣と東アジアの古代歌謡

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歌垣と東アジアの古代歌謡

曹咏梅著

笠間書院, 2011.1

Other Title

Song festival and the song of the East Asia

Title Transcription

ウタガキ ト ヒガシアジア ノ コダイ カヨウ

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Note

2009年度に國學院大學大学院文学研究科に提出した博士論文を修正、加筆したもの

Description and Table of Contents

Description

歌垣という、古代日本にも存在していた習俗が残る、中国の少数民族の歌世界を取り込みながら、さらに中国の『詩経』や六朝の詩歌なども視野に入れ、『万葉集』を中心に、東アジア古代歌謡の成立に関する諸問題を論じる。人類の歴史とともに存在した「歌謡」の姿を明らかにしようとする。

Table of Contents

  • 1 歌垣と恋愛歌謡の形成(〓歌(かがひ)と歌垣—東アジアの歌掛け文化;山の歌垣—古代日本と中国を中心に;水辺の歌垣—万葉集の恋歌と七夕歌の形成;海石榴市の歌垣—歌の闘争をめぐって;門前の歌—古代日本と中国を中心に;上巳節—鄭国の民俗及び後世への展開)
  • 2 民間歌謡から詞へ(採桑の文学—神々の授けた恋愛歌;万葉集巻頭歌の形成—中国採桑文学との比較;中国少数民族の通せんぼの習俗と対歌;呉声子夜歌—子夜四時歌の形成;上代日本における「ふり」と「曲」)

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