学歴貴族の栄光と挫折
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書誌事項
学歴貴族の栄光と挫折
(講談社学術文庫, [2036])
講談社, 2011.2
- タイトル別名
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日本の近代
- タイトル読み
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ガクレキ キゾク ノ エイコウ ト ザセツ
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注記
「日本の近代 12: 学歴貴族の栄光と挫折」(中央公論新社 1999年刊)の文庫化
参考文献: p365-379
関係年表: p381-405
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
白線入りの帽子にマントを身にまとう選良民=旧制高校生は、「寮雨」を降らせ、ドイツ語風のジャーゴンを使い、帝国大学を経て指導者・知識人となる。『三太郎の日記』と「教養主義」、マルクス主義との邂逅、太平洋戦争そして戦後民主主義へ…。近代日本を支えた「社会化装置」としての「旧制高等学校的なるもの」を精査する。
目次
- プロローグ 学歴貴族になりそこねた永井荷風
- 第1章 旧制高等学校の誕生
- 第2章 受験の時代と三五校の群像
- 第3章 誰が学歴貴族になったか
- 第4章 学歴貴族文化のせめぎあい
- 第5章 教養の輝きと憂鬱
- 第6章 解体と終焉
- エピローグ 延命された大学と教養主義
「BOOKデータベース」 より