ラテンアメリカ十大小説
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書誌事項
ラテンアメリカ十大小説
(岩波新書, 新赤版 1296)
岩波書店, 2011.2
- タイトル読み
-
ラテン アメリカ ジュウダイ ショウセツ
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注記
主な作品リスト: 巻末p1-5
本書で言及した文献: 巻末p5-6
内容説明・目次
内容説明
インディオたちがのこした伝承とヨーロッパの近代をともに腐葉土としながら、夢や魔術と苛酷な現実とがふしぎに入り乱れる、濃密な物語を紡いできたラテンアメリカ。ボルヘス『エル・アレフ』、ガルシア=マルケス『百年の孤独』、バルガス=リョサ『緑の家』、そして?翻訳の第一人者として知られる著者による、待望の作品案内。
目次
- 1 ホルヘ・ルイス・ボルヘス『エル・アレフ』—記憶の人、書物の人
- 2 アレホ・カルペンティエル『失われた足跡』—魔術的な時間
- 3 ミゲル・アンヘル・アストゥリアス『大統領閣下』—インディオの神話と独裁者
- 4 フリオ・コルタサル『石蹴り』—夢と無意識
- 5 ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』—物語の力
- 6 カルロス・フェンテス『我らが大地』—断絶した歴史の上に
- 7 マリオ・バルガス=リョサ『緑の家』—騎士道物語の継承者
- 8 ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』—妄想の闇
- 9 マヌエル・プイグ『蜘蛛女のキス』—映画への夢
- 10 イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』—ブームがすぎた後に
「BOOKデータベース」 より