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鎌倉幕府と鎮西

瀬野精一郎著

吉川弘文館, 2011.3

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カマクラ バクフ ト チンゼイ

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初出一覧: p237

Description and Table of Contents

Description

平氏政権の基盤だった鎮西(九州)は、平氏滅亡後、鎌倉幕府の支配下に服したが、他地域とは異質の支配を受けた。その間の幕府の統治への在地勢力の対応の視点から、鎮西における時代の推移と地域の特質を解明する。

Table of Contents

  • 鎌倉幕府成立期の鎮西
  • 鎌倉幕府の鎮西統治に対する抵抗と挫折
  • 鎌倉幕府による鎮西特殊立法について
  • 京都大番役勤仕に関する一考察
  • 東国御家人の鎮西における領主制展開の一形態—上総国御家人深堀氏の場合
  • 鎌倉時代における「謀書」の罪科
  • モンゴル合戦恩賞対象地としての肥前国神崎庄
  • 蒙古恩賞地配分に関する相田理論の誤謬
  • 鎌倉幕府と鎮西の神社
  • 鎌倉幕府裁許状の分析
  • 鎌倉時代における改嫁と再婚
  • 筑後国三瀦庄の成立と終焉

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