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藩札の経済学

鹿野嘉昭著

東洋経済新報社, 2011.3

タイトル読み

ハンサツ ノ ケイザイガク

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、藩札の経済史的意義、流通実態などに即し、江戸期幣制における藩札の一般理論を描くことを企図するものです。マクロ経済的視点から藩札を捉えなおすことによって、藩札=信用貨幣論争、銭匁勘定と銭遣い、藩札の濫発など、従来の個別事例的な研究から生まれた様々な論争に新たな見解を提示しています。

目次

  • 第1章 藩札前史としての私札の発展—伊勢国射和地方で発行された富山札を中心として
  • 第2章 藩札の一般理論—経済学の視点から
  • 第3章 藩札の流通実態—日本銀行による委託研究の成果を中心として
  • 第4章 いわゆる藩札=信用貨幣論争について
  • 第5章 銭匁勘定と銭遣い—江戸期幣制の特色を再検討する
  • 第6章 幕末期、藩札は濫発されたのか—藩札発行高推計に基づき、濫発論を再検討する
  • 第7章 藩札の整理について—明治初年における通貨統合の一側面

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0514134X
  • ISBN
    • 9784492371084
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiii, 247p, 図版 [8] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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