向田邦子名作読本
著者
書誌事項
向田邦子名作読本
(中公文庫, [こ-39-3])
中央公論新社, 2011.2
- タイトル別名
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向田邦子の全ドラマ
- タイトル読み
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ムコウダ クニコ メイサク ドクホン
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注記
「向田邦子の全ドラマ」(徳間書店 1996年刊) の改題増補
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
濃厚な女の「生」と「性」を、細やかな台詞や緻密な描写で描き続けた脚本家であり、短編小説の名手であった向田邦子。没してもなお色あせぬ魅力とは何か。彼女が遺した10本のテレビドラマ、小説を読んだ若者たちの感想、リメイク映画の成果、そして女優・桃井かおりの貴重な証言をもとに探る。
目次
- 第1部 “向田ドラマ”を読み解く(森繁久彌の演じた“父”たち—『森繁の重役読本』『だいこんの花』;寺内貫太郎はなぜ怒る?—『寺内貫太郎一家』;男たちが幻視する“聖家族”—『冬の運動会』『カンガルーの反乱』;後妻にとっての“先妻”の影—『せい子宙太郎』『家族熱』;四姉妹の“悲喜劇”—『阿修羅のごとく』 ほか)
- 第2部 向田邦子は新しい(“平成の若者”と読む「犬小屋」;「かわうそ」再考;松田優作との出会い—“団欒”への渇き;映画化の課題—『あ・うん』『阿修羅のごとく』について)
- 語り下ろし対談×桃井かおり—「女は、体で感じていて“やってしまう”」
「BOOKデータベース」 より