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試験と競争の学校史

斉藤利彦 [著]

(講談社学術文庫, [2043])

講談社, 2011.3

タイトル読み

シケン ト キョウソウ ノ ガッコウシ

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注記

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

私たちの国の学校は、なぜこれほど過剰に「試験」にとらわれてきたのか。著者は、画一的な「試験の実施」こそが、近代の日本に「学校」を普及させる動因だったという。夜を徹して行われる進級試験、衆人環視・戦慄畏縮の口頭試問、時に三割を超えた落第の恐怖。国民皆学実現の裏で、今に至る教育論争にも長い影を落とす「淘汰と競争」の起源を探る。

目次

  • 序章 競争と試験の状況から
  • 第1章 試験の風景
  • 第2章 試験制度の成立
  • 第3章 試験制度の実際
  • 第4章 試験による淘汰と教育のひずみ
  • 第5章 仕掛けとしての試験—試験による競争の組織化
  • 第6章 中学校における競争と淘汰
  • 第7章 進学競争の世界
  • 終章 「試験の時代」と競争

「BOOKデータベース」 より

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