なぜ和歌 (うた) を詠むのか : 菅江真澄の旅と地誌

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なぜ和歌 (うた) を詠むのか : 菅江真澄の旅と地誌

錦仁著

笠間書院, 2011.3

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なぜ和歌を詠むのか : 菅江真澄の旅と地誌

なぜ和歌 (うた) を詠むのか : 菅江真澄の旅と地誌

Title Transcription

ナゼ ウタ オ ヨムノカ : スガエ マスミ ノ タビ ト チシ

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Note

巻末注: p333-350

Description and Table of Contents

Description

人は何を和歌に託し、和歌は何を秘めて続いてきたのだろうか。本書は江戸後期、信越・東北・北海道などを歩き数多くの旅日記や地誌を記した菅江真澄の「和歌」「地誌」に注目する。秋田藩主はなぜ、菅江真澄に、名所探し・名所作りを命じたのか?それは真澄が「和歌」の役割を十分に理解していたから託すことが出来たのではないか。とすれば、その役割とは何なのか。菅江真澄から、日本全土を覆い尽くしてきた、「和歌」が見えてくる。本書はそれだけ根源的な問いを投げかける。日本人にとって、和歌とは何か、と。

Table of Contents

  • 1 新しい眼で真澄を捉える(国文学の姿;菅江真澄の旅日記—虚構性 ほか)
  • 2 真澄の旅—なくてはならない和歌(和歌の帝国;旅と風土 ほか)
  • 3 なぜ地誌を書いたか—藩主とのかかわり(旅日記から地誌へ;モノガタリの位置 ほか)
  • 4 地誌を生みだす和歌(藩主の地名変更—歌枕・名所へ;藩主の和歌観—和歌と歴史と神社 ほか)

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