啓蒙の運命
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啓蒙の運命
(京都大学人文科学研究所共同研究報告)
名古屋大学出版会, 2011.3
- タイトル読み
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ケイモウ ノ ウンメイ
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注記
その他の執筆者: 吉田耕太郎, 王寺賢太, 坂本優一郎, 長尾伸一, 増田真, 上田和彦, 久保昭博, 桑瀬章二郎, 北垣徹, 小田川大典, 田中祐理子, 藤原辰史, 岡田暁生, 立木康介, 市田良彦, 斉藤渉, 佐藤淳二
内容説明・目次
内容説明
近代とともにあった啓蒙の「終焉」が予告されてすでに久しい。だが、啓蒙とはその始まりから問いに付され、審問にかけられる中で展開してきた運動であった。啓蒙の多面性・複数性に光をあてると同時に、その未来を洞察した白熱の共同論集。
目次
- 啓蒙の運命
- 1 「啓蒙の世紀」の諸相(「啓蒙の時代」の「啓蒙への問い」;代表制・公論・信用—『両インド史』の変貌とレナル、ネッケル、ディドロ;投資社会の勃興と啓蒙—七年戦争後のブリテンにおける改良・アニュイティ・科学的学知 ほか)
- 2 「啓蒙」への反動と展開—フランス革命から第二次世界大戦まで(「啓蒙」の完遂者ルソー—メーストルによる『社会契約論』批判;コンドルセvsトクヴィル—“無限の完成完能性”の概念をめぐって;コンドルセからコントへ—啓蒙の転換 ほか)
- 3 「新たなる啓蒙」の模索—第二次世界大戦以後(郷愁の啓蒙—アドルノの交響曲/室内楽論について;快楽と幸福のアンチノミー—ラカンの「カントとサド」をめぐって;“我々とは誰か”あるいはフーコー最晩年の“外の思考” ほか)
「BOOKデータベース」 より