「領域」をめぐる分権と統合 : スコットランドから考える

著者

書誌事項

「領域」をめぐる分権と統合 : スコットランドから考える

山崎幹根著

岩波書店, 2011.3

タイトル別名

領域をめぐる分権と統合 : スコットランドから考える

タイトル読み

「リョウイキ」オ メグル ブンケン ト トウゴウ : スコットランド カラ カンガエル

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注記

連合王国の権限移譲(devolution)に関する略年表: p197-200

内容説明・目次

内容説明

スコットランドでは１９９９年に独自の立法権を持つ議会が発足、先端を行く環境政策や政策決定プロセスの透明化、請願の積極的受け付けなど、「新しい政治」を実践する努力を重ねている。「領域」を単位とした、この新しい分権改革の動きを紹介し、それが国家統合にどのような影響を与えているかを考察。日本の分権改革・道州制構想を考える上でも示唆に富む一冊。

目次

  • 第１章　不均一な権限移譲と国家統合（「領域」に対する権限移譲；連合王国の国家構造；ウェスト・路地安問題（ｔｈｅ　Ｗｅｓｔ　Ｌｏｔｈｉａｎ　Ｑｕｅｓｔｉｏｎ）；「領域」における財政問題；さまざまなユニオンの結合体としての連合王国）
  • 第２章　スコットランド議会・政府の活動と課題（スコットランド議会と政府の構造；スコットランドの公共政策；スコットランド政府と全国政府との関係；おわりに）
  • 第３章　さまざまな公共政策執行の担い手（スコットランドの地方政府；公共サービスを執行する公的機関）
  • 第４章　現代日本における「領域」と「機能」（さまざまな道州制構想・広域行政；道州制特区法の現状と課題—「領域２」への新たな可能性と限界）

「BOOKデータベース」 より

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