書誌事項

図説金枝篇

J・G・フレーザー著 ; S・マコーマック編集 ; 吉岡晶子訳

(講談社学術文庫, [2047]-[2048])

講談社, 2011

タイトル別名

The illustrated golden bough

金枝篇 : 図説

タイトル読み

ズセツ キンシヘン

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注記

監修: M・ダグラス

東京書籍1994年刊を原本とし、文庫化にあたり上・下巻に分冊したもの

シリーズ番号はジャケットによる

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784062920476

内容説明

イタリアのネミ村の祭司は、なぜ「聖なる樹」の枝を手にした者と戦い、殺される宿命にあったのか。この謎を解くべく、イギリスのフレーザーは四十年を費やして全十三巻の大著『金枝篇』を著した。世界各地の信仰と習俗を蒐集した民族学の必読書であり、難解さでも知られるこの書を、二人の人類学者が読みやすく編集した「図説・簡約版」の日本語訳。

目次

  • 第1部 呪術と王の成り立ち(森の王;祭司たる王;共感呪術;呪術による天候の支配;神格をもつ王;樹木崇拝;植物の生育と性の関係;聖なる結婚;オーク崇拝)
  • 第2部 タブーと霊魂の危難(王者の重荷;霊魂の危難;タブーとされる行動と人物;未開人への感謝)
  • 第3部 死にゆく神(神々の死;聖なる王を殺すこと;王殺しに代わる慣習;樹木の霊を殺す)
巻冊次

下 ISBN 9784062920483

内容説明

「死にゆく神」と「森の王」をめぐる探究はいよいよ佳境へ。古代ギリシアからケルト、中東、インド、南北アメリカなど、各地の自然崇拝と呪術を分析し、未開社会に残された信仰とタブーの実例から、人類の思考の起源へと遡る。その後の人文学と文芸に多くの示唆を与えた「民俗資料の宝庫」にして、数々の賞讃と批判をあびた「世紀の名著」のエッセンス。

目次

  • 第4部 アドニス(アドニス神話;シリアにおけるアドニス ほか)
  • 第5部 穀物霊(デメテルとペルセポネ;ヨーロッパその他における「穀物の母」と「穀物の娘」 ほか)
  • 第6部 身代わり(災厄の転嫁;身代わりについて ほか)
  • 第7部 麗しき神バルデル(天と地のあいだ;バルデル神話 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB05410011
  • ISBN
    • 9784062920476
    • 9784062920483
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 親書誌ID
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