書誌事項

オーケストラ大国アメリカ

山田真一著

(集英社新書, 0589F)

集英社, 2011.4

タイトル読み

オーケストラ タイコク アメリカ

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注記

主要参考文献: p205

内容説明・目次

内容説明

アメリカはクラシック音楽の伝統のない国だと思われている。しかし、現代のオーケストラのスタイルは十九世紀に成立したものであり、アメリカのオーケストラは、その形成過程でヨーロッパのオケに優るとも劣らない役割を果たした。そして今も高い演奏能力を誇り、ヨーロッパを凌駕する魅力を備えている。高い音楽性を達成し、地域社会に根ざしたアメリカのオーケストラ。そのドラマティックな歴史をたどり、スター指揮者や名オーケストラの実像を紹介しながら、実力の源泉に迫る。

目次

  • 第1章 オーケストラ大国の礎(オペラハウス・ブーム;オーケストラの伝道師トーマス—地域オーケストラの誕生;スパルタ指揮者!マーラー—アメリカ音楽界の飛躍;ドイツ音楽界からの脱皮)
  • 第2章 オーケストラ大衆時代の到来(スター指揮者誕生;アメリカで花開いた現代指揮法)
  • 第3章 悲劇と栄光の指揮者たち(新しい音楽界ビジネスの出現;レコード業界の飛躍;幻のシカゴ響音楽監督フルトヴェングラー;最後の勝利者ライナー)
  • 第4章 スーパー・オーケストラの登場(アメリカ生まれのスター指揮者;ゲオルグ・ショルティ;クリーヴランド管弦楽団—セルとその遺産)
  • 第5章 オーケストラ大国アメリカの発展(オーケストラ・ダイナミズムの時代;米国オーケストラの発展を支えたもの)

「BOOKデータベース」 より

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