近代日本のハンセン病問題と地域社会
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近代日本のハンセン病問題と地域社会
大阪大学出版会, 2011.2
- タイトル読み
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キンダイ ニホン ノ ハンセンビョウ モンダイ ト チイキ シャカイ
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注記
博士論文「近代日本のハンセン病問題と地域」(大阪大学, 2007年)を大幅に改稿し、新稿も加えてまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
「絶対隔離」の再検討から切り拓く病者の社会史。病者処遇の法制度、自由療養地、私立療養所、外来診療、ハンセン病医学…膨大な史料をもとに、病者の「生存」を描きだす。
目次
- 序章 近代日本のハンセン病史をめぐって
- 第1章 ハンセン病者の処遇に関する法制度の再検討
- 第2章 「根本的癩予防策要項」とハンセン病者の療養形態—ハンセン病自由療養地構想と湯之沢部落をめぐって
- 第3章 近代日本におけるハンセン病者救療事業の特質—聖バルナバミッションを素材に
- 第4章 戦前・戦時期大阪におけるハンセン病者の処遇—大阪皮膚病研究所と大阪のハンセン病問題
- 第5章 戦前・戦中期日本のハンセン病医学のヒストリオグラフィ
- 第6章 補論近代日本のハンセン病の世界史的位置—アシュミードと明治初期日本の疾病環境
- 終章 総括と展望
「BOOKデータベース」 より