モーツァルトとオペラの政治学

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モーツァルトとオペラの政治学

三宅新三著

青弓社, 2011.4

タイトル読み

モーツァルト ト オペラ ノ セイジガク

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注記

岡山大学文学部紀要第47号-第53号に掲載した論文を大幅に書き直し、新たに「はじめに」と「おわりに」を付け加えたもの

内容説明・目次

内容説明

貴族社会から市民社会への転換期に生きた芸術家モーツァルト。彼のオペラの根底には愛と結婚をめぐる新旧社会の規範の対立や葛藤というエロスの問題が横たわっている。その諸相を『イドメネオ』から『魔笛』までの七大オペラを通して読み解く。

目次

  • 第1章 『イドメネオ』—オペラ・セリアの解体の試み
  • 第2章 『後宮からの逃走』—市民社会的結婚観の勝利
  • 第3章 『フィガロの結婚』—愛と結婚をめぐる階級闘争
  • 第4章 『ドン・ジョヴァンニ』—封建社会の崩壊の予兆
  • 第5章 『コシ・ファン・トゥッテ』—市民社会的結婚の危うさ
  • 第6章 『皇帝ティートの慈悲』—オペラ・セリアの終焉
  • 第7章 『魔笛』—愛による男性社会の破壊

「BOOKデータベース」 より

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