冷戦後の国連安全保障体制と文民の保護 : 多主体間主義による規範的秩序の模索
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冷戦後の国連安全保障体制と文民の保護 : 多主体間主義による規範的秩序の模索
(宇都宮大学国際学部国際学叢書)
日本経済評論社, 2011.2
- タイトル読み
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レイセンゴ ノ コクレン アンゼン ホショウ タイセイ ト ブンミン ノ ホゴ : タシュタイカン シュギ ニヨル キハンテキ チツジョ ノ モサク
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注記
主要参考資料および文献・論文一覧: p209-231
国際基督教大学大学院行政学研究科に提出(2005年9月)した博士論文に加筆・修正し、「宇都宮大学国際学部研究論集(第26号2008年10月)」の「武力紛争下の文民の保護と国連安全保障体制 : ダルフール紛争への対応を中心として」での考察を一部加えたもの
内容説明・目次
内容説明
武力紛争下の文民の保護が、なぜ国連安保理で注目されるようになったのか。その背後にある多様な主体の協働に焦点をあてながら、冷戦の終焉後20年の間に積み上げられてきた議論を読み解く。
目次
- 序章 文民の保護への注目をめぐる問い(本書の主題;基本的な用語の定義—国連安全保障体制/文民/保護 ほか)
- 第1章 1990年代の平和維持活動の教訓—文民の保護という課題(冷戦直後の平和維持活動の増加と新たな脅威;「民族浄化」と平和維持活動—国連保護軍(UNPROFOR) ほか)
- 第2章 文民の保護任務の一般化と加盟国の規範意識(安保理における議題化;初めての任務化と一般化 ほか)
- 第3章 背景要因としての多主体間主義(国連機関による安保理への関与;NGOと国連安全保障体制 ほか)
- 終章 多主体間主義による安全保障体制—文民の保護をめぐる可能性と課題(多主体間主義による安全保障体制の意義;国連安全保障体制と文民の保護をめぐる課題 ほか)
「BOOKデータベース」 より