高校生と大学一年生のための倫理学講義
著者
書誌事項
高校生と大学一年生のための倫理学講義
ナカニシヤ出版, 2011.4
- タイトル別名
-
高校生と大学1年生のための倫理学講義
- タイトル読み
-
コウコウセイ ト ダイガク イチネンセイ ノ タメ ノ リンリガク コウギ
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注記
参考文献: p231-234
さらなる読書のために: p235-237
内容説明・目次
内容説明
よい人生・死・性・ルール・生命(倫理)などについて19回の講義で自分で考える力を養う。巻末で倫理学の重要な14のことばを詳しく解説。
目次
- カントは高校生の味方か敵か—自由と理性
- すべきこと‐したいこと‐できること—当為‐欲求‐能力
- 湯加減のよさと良い心—「よさ」の多様性について
- 願望が思想の父であってはならないか—事実と価値
- 自然のルール、社会のルール、道徳のルール
- 弱さと悪—道徳的経験とはどういう経験か
- 尊重の倫理と共感の倫理—カントか、ショーペンハウアーか
- 善い人の人生は「よい人生」か
- 日本人は不幸な国民か—「幸せな人生」について
- 「アイデンティティ」というシンプルな言葉、厄介な事情
- 自分の人生の主体として生きる、という理想
- 死は「悪い」ことか
- 女性偏差、男性偏差—規範とジェンダー
- 「愛」というおまじない言葉の魔法を解く
- 介護(ケア)すること、国のために働くこと
- 生命をめぐる新たな倫理的問い—科学技術と価値
- 優れた生(命)、劣った生(命)という観点—優生思想について
- 「よい社会」について考える
- 価値の多様性と、道徳という価値
「BOOKデータベース」 より