ドイツ古典哲学
著者
書誌事項
ドイツ古典哲学
(渡邊二郎著作集 / 渡邊二郎著 ; 高山守 [ほか] 編, 第7-8巻)
筑摩書房, 2011.4-2011.5
- 1
- 2
- タイトル別名
-
Jiro Watanabe
- タイトル読み
-
ドイツ コテン テツガク
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注記
その他編者: 千田義光, 久保陽一, 榊原哲也, 森一郎
責任編集: 高山守, 久保陽一
編者「高山」の「高」は「梯子高 (はしごだか)」の置き換え
月報あり
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784480752673
内容説明
カントの「物自体」を「存在そのもの」と捉え、後の渡邊哲学を予告する。
目次
- 1 カント研究(カントに於ける反省的判断力とその原理;カント『実践理性批判』解説 ほか)
- 2 フィヒテ研究(フィヒテにおける光と生命;フィヒテの方法的意識と知的直観 ほか)
- 3 ドイツ哲学の系譜(現代の思想的状況;西洋思想からみた秩序と混沌 ほか)
- 4 哲学史考(西洋哲学史の再構築に向けた方法論的序説;『西洋哲学史観と時代区分』まえがき ほか)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784480752680
内容説明
ドイツ哲学を貫く“無”の系譜。シェリング/ヘーゲル研究。存在の深淵を直視しつつ、救済を期待する。
目次
- 1 シェリング研究(悪について;シェリング『世代論』覚え書き;車輪具のエルランゲン講義l者リング芸術哲学の射程;シェリングとハイデッガー;『自由論』によって拓かれた地平;シェリングにおける自己意識の歴史について;現代によみがえるシェリング;自然と歴史;シェリングと現代)
- 2 ヘーゲル研究(ヘーゲルにおける「意識の超越性」寸描;『精神現象学』「意職」の章襍記;力と悟性;ヘーゲルにおける否定的なもの;「良心」Gewissenの問題;ヘーゲル現象学の周辺;ニヒト・ブールとニヒト)
- 3 ヘーゲル左派研究(一九世紀における実存思想の一断面;個人と社会;マルクス主義)
- 4 悪と無に関する問題史的考察(悪の問題局面;人間における光と影;ヤコーブのフィヒテ宛公開書翰;無の問題をめぐるドイツ観念論期の思索とハイデッガーの思索との連関;ドイツと日本の「無」の哲学;フリードリヒ・シュレーゲルの超越論的哲学と生の哲学)
「BOOKデータベース」 より