交響する社会 : 「自律と調和」の政治経済学
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書誌事項
交響する社会 : 「自律と調和」の政治経済学
ナカニシヤ出版, 2011.4
- タイトル別名
-
Creating a harmonious society : political economy of social configuration
交響する社会 : 自律と調和の政治経済学
- タイトル読み
-
コウキョウ スル シャカイ : 「ジリツ ト チョウワ」 ノ セイジ ケイザイガク
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注記
文献あり
内容説明・目次
内容説明
「経済」「政治」「社会」はいにかして調和しうるのか。市場の暴走を防ぎ、市場と国家、共同体が調和した社会のあり方を、マルチエージェント・シミュレーションと実証研究をもとに考察する。
目次
- 交響する社会の構想
- 第1部 「社会観」の形成(社会編成の三原理—エージェント・シミュレーションによる接近;社会構成体の機制;調和のとれた社会と財政—ソーシャル・キャピタル理論の財政分析への応用)
- 第2部 「市場原理」の膨張—新自由主義の波及メカニズム(ブリテン保守主義の転回と“非‐政治”の政治術—新自由主義的統治における社会統合問題;「日本型福祉社会」論と企業中心社会の形成;日本における経済的自由主義受容の一断面—1980年代以降を中心に)
- 第3部 複合的社会の現実的諸相(福祉国家の危機と持続性—「福祉国家の従属変数問題」を通して考える;アメリカ型福祉国家—「小さな政府」を支えるメカニズム;ブラジルにおける参加型予算制度—カルドーゾ政権期におけるポルトアレグレ市を中心に;公益事業の民営化のあり方—フランスとスウェーデンにおける水道事業の比較から)
- 社会を統べ、合わせるということ
「BOOKデータベース」 より